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当院についてINFORMATION

筋膜マッサージとは

筋膜マッサージで体の芯から改善する

現代社会は高速化・高度化しており、人間の体は本来の機能と相反した状態を強いられています。それに伴って、肩こりや頭痛、腰痛といったシグナルを発する人々もまた増えております。長時間のデスクワーク、パソコンによる業務、リストラのしわ寄せによる残業、睡眠不足等々…。不自然な姿勢による骨格のゆがみ、血行不良など、日常生活を営む上で、知らず知らずのうちに体が悲鳴を上げているのです。

従来のマッサージはともすれば慰安的な要素が強く、一時的に痛みやコリを取り除くというものでした。磯﨑式筋膜マッサージは、筋肉を覆う「筋膜」に着目し、表面化した痛み・コリ・シビレを対症療法的に軽減するのではなく、痛みやコリの根本的な原因を取り除く為に効果も大きい。また、捻挫や骨折後の施術はリハビリの大きな助けとなり、早期に体の機能を本来通りに戻す施術となっています。プロのスポーツ選手を筆頭に、多くの方々を施術した実績は高く評価されております。

筋膜マッサージの理論・解説

「筋膜」という言葉は一般的には馴染みも薄く、ただ字を見て「筋肉の膜」だと思う位です。医学書にもその役割は具体的には明記されていません。
二本足歩行で生活している人間は、重力の影響の中でバランスを保ちながら正しい姿勢を維持しなくてはなりません。というのも、何らかの影響で起きた、体の歪みが重力によって強調されてしまうからです。外観からでも悪い姿勢の判断は誰にでもできますが、具体的にどこの筋肉、又は筋膜が萎縮したり癒着したりして関節位置や動きが正常でなくなり、全体的な体型の変化として感じる取ることは難しいです。

体に痛みやシビレなどを感じる患者の治療法として、痛みやシビレを感じるその部位だけを解消させるための処置法、つまり対症療法がほとんどです。この方法は全くの誤りではありませんが、日常生活やスポーツ障害での腰痛やヒザ の痛みなどに関しては誤っている治療法が多いのです。なぜならば、痛み=炎症として捉えてしまうからです。痛みは結果的にある部位に現れますが、痛みの原因は意外と別の部位にある場合が多いからです。

例えば、膝蓋骨の内側の痛みやヒザの周囲に腫れが生じた場合には原因が殿筋にあることが多く、特に中殿筋膜の癒着や、中殿筋の拘縮によってヒザの外側に向かって走っている腸けい靱帯が縮んで膝関節が圧迫された結果、膝に痛みや腫れが生じるのです。

それでは「筋膜」はどんな役割をしているのだろう

その前に筋膜の種類を皮下筋膜と深在筋膜の2つに分けてみましょう。

皮下筋膜

皮下筋膜は皮膚の下にある皮下組織(皮下脂肪が多く、皮下脂肪組織とも言われている)の中に存在して、体全体をクモの巣状に包んでいます。
役割としては、重力場において体が自由に動けるように支えの器官としてあらゆる方向に疎らに構成されています。また、外部からの圧迫に関しての保護や、体性感覚機能に類似した伝達経路の役割をしていると思われます。
足底マッサージで言われている反射区には、この筋膜を通じて反応を伝えていると思われます。この皮下筋膜は疎線維性結合組織(血管が存在しないために透明で弾力性のある組織)と言われる結合組織で出来ており、膠原線維(コラーゲン)、弾性線維、細網線維などから構成されています。
また、この結合組織は外部からの圧迫の反応に変形もしやすい。すなわち、融通性がありストレスに対してあまり抵抗しません。そのために外傷・高熱・打撲や筋肉の過度の疲労などによって変形を受けやすいのです。

深在筋膜

深在筋膜は、皮下筋膜のすぐ下に存在している浅筋膜を含む深部の筋膜(場所によっては2~3葉になっている)、脊柱起立筋(腸肋骨・最長筋・棘筋)を支持し包み込んでいる胸腰筋膜(腰背筋膜ともいう)、手首や足首の腱を支持している伸筋支帯や筋周膜のように各筋肉を包み、筋肉と筋肉がスムーズに動けるようにする筋膜、これら全てここでは深在筋膜とする。

結合組織は密線維性結合組織で構成要素は疎線維性結合組織と同じではありますが、膠原線維が明らかに優勢であるために白色を呈し、伸展性を持たない組織です。そのために、筋肉運動においても反応は低く、すぐには変形や癒着はしません。ところが、同じ筋肉運動を長い期間持続させると特に筋肉の起始部と停止部に近い周囲の筋膜は変形や癒着を起こします。そうなると、関節の動きが制限され、炎症と同じような痛みをよく伴います。そのためか、ただの筋膜症の症状でも「炎症」と間違えて患部を冷やす処置をしてかえってマイナスになってしまい完治どころか症状が悪化してしまうケースが非常に多いのです。

深在筋膜へのアプローチが主体の施術

磯﨑式筋膜マッサージでは、深在筋膜へのアプローチを主体として(特に筋肉の起始部と停止部)施術する事で関節の可動範囲が大きくなり、個々の筋肉の収縮及び弛緩がスムーズに行われるようになります。さらに、体のバランスを整える事で重力場において二本足で生活する私たちにとって大切なS字状(立ち姿勢)の体型に近づける事が出来きます。体のバランスを整えていくプロセスの中で大腸筋の場合は筋膜ではなく、筋肉へのアプローチが主体になる事もあります。また、筋膜だけへのアプローチは不可能に近いです。それは、施術をすると筋肉に必ず触れる事になるからです。しかし目的は筋膜の変形(ゆるんだり縮んで厚くなったりする)や癒着を解放する事と、筋肉が正常の収縮と弛緩が出来るようにする事なのです。

クライアントに対する施術において重要な事は、症状に対しての原因の部位を的確に見つける事です。このときによく間違えやすいのが、ケガと故障を理解しないまま施術をする事です。ケガでは打撲や損傷の部位が明確です。しかし、故障は痛いからといってその部位が原因になる事は少ないのです。

例として手首の腱鞘炎の場合、肩関節周囲の筋膜の癒着により肩の可動範囲が狭くなり前腕である屈筋群や伸筋群へのストレスが大きくなり、結果的に肩や肘よりも弱い手首の腱鞘に大きなストレス(強い力で手首を動かす)が加わる事で腱鞘炎になります。改善するには肩関節周囲から前腕への筋膜の癒着と拘縮した筋肉を解放する事で問題が解決します。手首へのアプローチは施術の最後に行うか、または触れずに改善する事が多いです。施術者にとって結果的に起こった痛みを正しく理解する事が重要である事は何度言っても言い足りません。他にも次のような症状には注意が必要です。顎関節症・急性頸部筋筋膜症(寝違え)・バネ指・急性腰部筋筋膜症(ぎっくり腰)・坐骨神経痛・膝関節症(関節液が溜まる症状も含む)・足底筋膜炎 …etc。

磯﨑式筋膜マッサージでは、クライアントが最初に訴えている症状(痛み・シビレなど)をまず優先的に解決させる施術を目指します。その後から体全体のバランスを整えながら施術をしていきます。その後からの過程で、最初に訴えている症状となる根本的な原因が見つかる事も少なくありません。そのためにも絶えず注意深く観察しながら施術していかねばならない為、ここでは一切慰安的な要素のマッサージが行われる事はありません。もっと深みがあり、最終的に体のみならず心や感情をも開放させる施術です。体に物理的に起こった歪みは心の奥深くにまで影響を与えてしまう(不安・心配などの気持ち)。人間の心と体の関係は別々に捉えるのではなく、一つの問題として捉えるべきです。この認識は現代医学の中でもホリスティック医学を反映させながら「病との闘い」を通じて心身療法の核を追求しているように思われます。

アイダ・ロルフとロルフィング

1930 年代にアメリカでアイダ・ロルフによって開発されたロルフィングはロルファー(治療師)により構造的統合(ストラクチュアル・インテグレーション)や姿勢解放と言った考え方により、皮下筋膜を主体とした治療法を行っています。理論のベースになっている精神分析理論から人間の性格分析の考え方と人体の解剖学的な研究が独自の療法を編み出したとされています。ロルファーは、心の歪みを矯正するには精神治療だけではなく歪んでしまった体(特に姿勢)を矯正しなくてはならないと考えており、人間と重力の関係の中で重力軸には直線的に働く力ですが、人間の姿勢はこの直線的な力に対していつも不安定な形を取っています。そのために体に歪みが生じて様々な不具合が起こると考えました。そこで解剖学的な研究をベースにして重力軸に合わせて動けるような人体的改造法を考案したのがロルフィングなのです。

メディカル部門

IPF研究所(筋膜マッサージ治療院)

筋膜へのアプローチを主体とした
オリジナルマッサージメソッド

IPF研究所(磯﨑健康研究所)は、アメリカの筋膜研究家アイダ・ロルフ女史の影響を受け、東洋人の筋肉と筋膜の研究を始めた磯﨑文雄によって1982年に設立されました。
肩こりや腰痛といった病気としては扱われないけれども、深刻な痛みや辛さに悩み、検査では明らかにならない「原因不明」の症状に不安を抱えている人が沢山います。 そこでIPF研究所が得た答えは「筋膜」を主体とした治療です。
「筋膜マッサージ®」は筋肉を包む筋膜の癒着をとることで筋肉・骨格のバランスを整え、結果として現れている「症状」の根本となっている「原因」をみつけてアプローチします。

「筋膜マッサージ®」はIPF研究所の商標登録です。類似名称、手技にご注意ください。(商標登録第4713038号)

ビューティー部門

aina mana

  • オリジナルメニュー「美表情フェイシャル®」のご提供
  • 「筋膜」へのアプローチを主体とした美容マッサージの開発
  • 健康美に関する製品の開発と販売
  • オリジナルマッサージメソッドの人材教育、サロンプロデュース、(国内外)

美しい人は人生を楽しみ、輝くような笑顔と手入れの行き届いた素肌の持ち主であると言えます。それにはまず健康なカラダと安定した精神が笑顔や素肌づくりに繋がっている事を知ってほしいのです。

顔には身体の不調や精神バランスが映し出されます。表面だけのケアでは思うような結果が得られないことがあります。この場合には筋肉や骨、心の状態にもアプローチが必要だというサインです。
アイナマナのオリジナルマッサージメソッドは即効性と持続性に優れ、心地よさも重要視しています。
月に一度の美容検診のつもりでお気軽にご来店下さい。

ainamana®ロゴに込めた願い

アイナマナのロゴ「地球」+「花」には"Peace on Earth"の願いを表しています。 その為には一人ひとりの「Happiness」が大切で、喜びや平安の心が周りに幸せの波紋を広げ、やがては地球全体が「幸せ」に満ちると信じています。
ainamanaはお客様の「Happiness」につながる"健康"と"ビューティーエイジング"の為のお手伝いをさせていただきたいと考えております。

お客様にとって"頼れるサロン"である為に、常に技術向上に努めております。 世界に向けて「日本人の器用さと思いやりの精神」を軸とした技術の教育とサロンプロデュースも同時に手掛けております。

  • ビューティー筋膜マッサージ®
  • ビューティーインナートリートメント®
  • ヘッドプッシュマッサー®
  • ainamanaロゴマーク®

院長ご挨拶

磯崎 文雄

Isozaki Fumio

  • 筋膜研究家
  • I.P.F研究所(磯崎健康研究所)主宰
  • ainamana(アイナマナ)代表
  • 筋膜マッサージ創始者
  • ビューティー筋膜マッサージ創始者
  • 磯﨑式健康体操創始者
  • ヨーガ研究・指導家
  • 全日本鍼灸マッサージ師会会員

【担当コース】筋膜マッサージ(東京サロン/平塚サロン)

経歴

  • 1951年
    神奈川県生まれ。日蓮宗の僧侶で血液循環指圧療法師でもあった祖父・田中海秀の影響を受け、指圧・整体術などを学ぶ。その後、湘南鍼灸マッサージ学校(現在の湘南医療福祉専門学校)を卒業。
  • 1972年
    ブラジルへ渡り、以来仕事のかたわら空手道沖縄小林流拳士会マネージャーをつとめる。1977年帰国。
  • 1978年
    磯崎式健康体操を考案、体操教室を始める。【全国56支部 約1500人の生徒】
  • 1979年
    インドへ渡り、ヨーガの修行を積み、健康に対する哲学を得る。
  • 1980年
    アメリカ合衆国で、筋膜研究家のアイダ・ロルフ氏の影響を受け研究を始める。
  • 1982年
    バックストレッチャー(逆さぶら下がり健康器)を考案、特許を取り21世紀の健康法(脳のやすらぎ)として、さらに研究を続けている。
  • 1982年
    I.P.F研究所(磯崎健康研究所)を設立。
  • 1996年
    台湾および中国を訪れ東洋医学の研究を続けた結果、独自の健康法と筋膜マッサージ法を確立。
  • 2001年
    サウンドヒーリング療法を取り入れ、現代病に対しての有効性を確信して研究を始める。
  • 2003年
    ainamana設立。ヘッドプッシュマッサー(理容・美容用頭部筋膜マッサージ器具)を考案し、ビューティー筋膜マッサージで使用することにより新しい療法を導入。さらに研究を続けている。
  • 2006年
    サウンドヒーリング協会理事就任(2009年退任)
  • 2008年
    安心グッズ『ゆびまくら』を考案。不安や恐怖感からくる心と体の緊張を和らげ安心感をもたらす画期的なグッズとして病院や歯科、一般家庭にて使用されています。
  • 現在
    筋膜理論の研究をホリスティック医学の一環として続けるかたわら独自の健康法と筋膜マッサージ法を確立。40年間で8万人以上の治療を行う。その的確な施術と即効性のある治療法は一般のみならずアーティストやアスリートに広く信頼されている。スポーツの分野ではプロ・アマを問わずダンス・野球・サッカー・テニス・競輪の関係者においては特に信奉者が多い。

    美容・エステ界においてはビューティー筋膜マッサージを考案し、美容部門「ainamana」を設立。アイナマナ独自のフェイシャルケアはビューティーインナートリートメントをコンセプトとし、頭部や顔への血流を改善するヘッドマッサージや咀嚼筋マッサージを加えて、「顔のゆがみ」「たるみ」などの改善効果は一般のお客様から女優まで多くのお客様からの支持を得ている。また、咀嚼筋マッサージの歯科医院での評価は高く、口腔ビューティーとして審美歯科治療の一環として期待されている。これは20年以上も歯科医師との協力で咀嚼筋マッサージの研究を重ねた結果であり、今後は歯科衛生士への教育を目指す。

メッセージ

 私は26歳の時にバスに轢かれるという事故に遭いました。車に乗り込もうとした時によそ見運転をしていたバスに轢かれてしまい、自分の体が車にめり込むほどの大事故でした。幸い骨には異常がなかったものの激しい腰痛に悩まされる日々が続きました。しかし、レントゲンで診ても骨に異常がないということで腰の痛みをとる治療法がなく、痛み止めや湿布で一時的な対処療法はありましたが、根本を治療できるような方法がなかったのでこれは自分で何とかしなければと思うようになりました。ヨガを始め、インドへ渡り本格的な修行を積み、自分の体を自分で治す方法を体得しました。また、日蓮宗の僧侶で血液循環療法士だった祖父の影響を受け、治療師を志すことを決意しました。「けがの功名」と言うべきかあの時交通事故に遭っていなければ今の私は治療師になっていなかったと思います。

治療師になって40年間で8万人以上の方を診てきた経験から様々な発見がありました。生活環境が変わり、患者さんが訴える症状も昔に比べて随分と複雑になってきました。それと共に様々な治療法も増えています。西洋医学は目まぐるしい発展を遂げ、東洋医学も古くから伝わる療法を現代にうまく生かしています。これからは両者の良いところがお互いを補い、複雑な病気や症状を治療していくことの必要性をつくづく感じています。同じ顔の人間がいないように、腰痛一つをとっても皆同じ病名・症状とは限りません。病気を診るのではなく、患者さん一人一人の状態を見極め、その人に最も合った療法を組み合わせ、「治癒」に向かっていく方法を提供できることが治療師として、専門家として最も大切なことであると思っています。

筋膜マッサージを考案してから今日まで毎日毎日沢山の出逢いがあります。家族の付き添いがなければ来院できない状態だった人が一人で来院できるようになり、やがては大手を振って元気に走って帰るようになる。一人の患者さまが段々と元気な姿に変化していく様子を見られることは私の喜びです。事故に遭ったことがきっかけで治療師を志し、アイダ・ロルフ女史の影響を受け、研究を重ねた結果得られた自分独自の「筋膜マッサージ理論」は私にとって掛け替えのない「天職」と「喜び」を与えてくれました。これから先、私にできることがある限り更に研究を続け、心ある弟子を育て、自分自身も治療師としての学びを続けていきたいと思います。

一人で悩み苦しむのであれば是非、ご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております。

磯﨑 文雄

セラピスト

伊藤 翠奈

Ito Mina

  • 美表情フェイシャルセラピスト
  • 咀嚼筋トリートメントセラピスト
  • 咀嚼筋マッサージトレーナー
  • 日本エステティシャン協会認定エステティシャン
  • SOTHYS製品ライセンス取得
  • サウンドヒーリング協会認定インストラクター
  • ReL'A BEAUTE(幹細胞化粧品国産ブランド)ライセンス取得
    (クレアスキン/シェリースキン/グランスキン/リアムール)

【担当コース】美表情フェイシャル(東京サロン)

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平塚サロン

0463-54-2321
受付時間 9:00~18:00(日・火・水)
〒254-0012 神奈川県平塚市大神6-14-34-2F

筋膜マッサージ
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※第2・第5日曜日は定休日(変更の場合あり)